2008年11月12日
あなたの花


あなたはまじめに生きいてます。
毎日一生懸命生きています。
だれにもやさしく、誰にも愛されています。
だからあなたは幸せです。
あなたは時々、憂鬱になります。
あなたの健康は優れません。
頭痛、腰痛や体のあちこちの痛みに悩んでいます。
不眠や動悸に苦しんでいます。
幸せなのに、なぜこんなに苦しいのでしょう。
家族にも友人にも愛されているのに。
あなたはみんなを愛しています。
あなたはみんなの愛を欲しいから、みんなを愛しているのです。
だれもがコップに一杯の愛を持っています。
それを自分以外の人にあげれば、自分の分はなくなります。
他人の花は咲きますが、あなたの花は枯れてしまうでしょう。
あなたは他人を愛せば、その愛がいつか帰ってくると信じています。
では、その愛はいつ帰ってくるのでしょう。
今日ですか。明日ですか。明後日ですか。一週間後ですか。一ヶ月後ですか。
一年後ですか。十年後ですか。百年後ですか。
あなたはそれまで愛の渇きに耐えられるでしょうか。
あなたの頭痛、腰痛や体の痛みの原因は、自分への愛が足りないからです。
この状態をいつまで続けるつもりでいるのですか。
あなたが相手を愛することは自由ですが、それは自己犠牲ではないのでしょうか。
自己犠牲は自己満足ではないでしょうか。
自分の肉体とハートという子供がありながら、
自分の子どもに飲み物をあげないで、他人にあげているのではないでしょうか。
自分の子どもがどれほど喉の渇きに苦しんでいても、
その声を無視しているのではないでしょうか。
あなたの肉体の痛みや憂鬱はそれを訴えているのです。
あなたは他の人の愛が欲しいと渇望し、愛の渇きに苦しんでいます。
それならあなたの手にあるコップ一杯の愛を、自分に与えればいいのではありませんか。
相手に与えた水を返してもらうまで待っていたら、あなたは枯れてしまうでしょう。
あなたが幸せになりたければ、まず自分を愛せばいいでしょう。
あなた自身に限りない愛を注げばいいでしょう。
あなたという花が大きくみごとに咲けば、あなたの周りには人が集まるでしょう。
あなたの花を賞賛し、その花を楽しむでしょう。
花はそうして他の人を愛するのです。
あなたは自分が花であることを忘れていたのです。
あなたは自分の花を咲かすことを忘れていたのです。
あなたの花が見事に咲けば、最高の人生になるでしょう。
Posted by みっちゃん at 22:31│Comments(0)
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