2008年10月06日
伝言


あなたはいつも見守られていることに気づいていますか。
あなたが偶然のように人に出会い、道が拓けることに気づいていますか。
あなたがふと思ったこと、それを私が贈ったことに気づいていますか。
しかしほとんどの場合、あなたはそれを受け入れていないことに気づいていますか。
あなたは先ず、「私にはできっこない」と否定します。
「自分には能力がない」、「家族が大事」、「仕事が大事」、「お金が大事」など。
「このままでは人生がムダになるよ」と言われても、感情に任せて否定します。
「こんなにがんばって生きているのだからムダではない」と言って。
いかにあなたががんばったところで、あなたという船は岸壁に係留してあります。
あなたはいこじや制限や思いが太いもやい網となって、あなたという船をしっかり岸壁に係留しています。
だからあなたという船はいつまでも出港できないのです。
それを時間の無駄、人生の無駄といわないで何と言うのでしょう。
船は出港して目的地へ向かうことが必要です。
目的地へ一歩も近づかないで、自分の努力を認めろと言われても、認めようがありません。
ただ、あなたはいまの自分にこだわり続けているだけなのです。
あなたは自分の「執着という感情」にもてあそばれているだけなのです。
せっかく私が伝言を託したのに、あなたは自分の感情の方を大事にして拒絶します。
まだあなたは本気で船を出す用意ができていないのでしょう。
あなたが本気で船を出すつもりになったとき、私はまた伝言を誰かに届けさせましょう。
あなたが孤独を感じたとき、いつも私に守られていることを思い出してください。